去る5/26〜27にかけて東京ビッグサイトで行われたアジア最大のデザインの祭典デザインフェスタ。
今回で25回目を数えるこちらのイベントに、絵獅匡率いるTeamExtasyも参加した。

前回の反省からグッツ販売を主としたものではなく、
作品の展示とライブパフォーマンスをメインに据えた構成にし、
二日間ともにライブペイントを敢行することになっている。
今回はグロカワイラストレーターMICHIも参加し、彼女の描くキャラクターも同時に展示された。
1FのTeamExtasyブースではトモクニが右脳の命ずるままにその独自の世界観を描き出し、
4F特設会場では絵獅匡が全長6メートルのキャンバスにそれぞれ挑む。

  


書類上の手違いから途中4Fの方で電源が確保されていないというアクシデントもあったが、
どうにか搬入・準備も無事に済み、
開場PM11:00より二人のエアブラッシャーによる二カ所同時のライブペイントが始まった。

 


絵獅匡はいつものようにノープラン。
真っ白い6メートルという真っ白のキャンバスの真中に一応の中心線となるような一本の薄く細い線を入れ、
そこから先はインスピレーションの訴えかけるままに身体を動かし、型にしていくと言う遊び心に溢れたいつものやり方だ。

  


対してトモクニはプランを持って描き出す。
頭の中に描いた完成図、それをその場で大胆にアレンジを加えながらエアブラシを滑らす。
自分の中にある理性で描いた完成図に本能を上乗せすることにより、より独自の世界観を生み出すのだ。

  


各々にギャラリーが取り囲み、二人のエアブラッシャーにより命が吹き込まれていく。
見守る人々ですら声を発しず、張りつめるような緊張感がある反面、包み込まれているようなそんな不思議な静寂の中、
一筋、また一筋とエアブラシのノズルから命の軌跡が刻まれていく。

 


休憩も取らずに一心不乱にキャンバスに向かう。
静寂はやがて胎動へと変わり、二人のエアブラッシャーの中にあるすべてが目の前のキャンバスに集約され、
一つの形をなそうと産声が聞こえ始める。
そしてその産声に答えるかのごとく急ピッチでブラシを走らせる二人。
時間が経つのも忘れ、自らの命を分け与えていく。

  

  


やがて筆が止まった時、産声は確かなものになり、新たな命が姿を現した。
その姿を見て、まだ成長の余地が残っていると二人は思う。
だが開場の時間が既にギリギリとなっており、初日はこの時点で手を止めることとなった。

 


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